2023年5月5日、現在第一子妊娠中のアーティストのコムアイさんがアマゾンで出産することが分かりました。
ただアマゾンでの出産は日本での出産に比べてリスクがあるのでは?と批判する声も上がっているようです。
今回コムアイさんがアマゾンで出産する理由は何なのでしょうか?
この記事では
- コムアイがアマゾンで出産する理由3選
- 本当に安全に出産可能なのか?
これらについて見ていきたいと思います!
コムアイがアマゾンで出産することが明らかに

2023年5月5日、現在第一子妊娠中のコムアイさんがアマゾンで出産することが明らかになりました。
そして今回、インタビューで、第1子をアマゾンで出産する予定であると発表したのだ。
引用:Smart FLASH
コムアイさんの子供の父親は映画監督で文化人類学者の太田光海(あきみ)さんです。
コムアイさんは太田光海さんとは籍を入れておらず、また事実婚でもないのだそう。
その為、今回の妊娠は「恋人のまま妊娠しているだけ」の状態なのだそうです。
しかし、今回のコムアイさんのアマゾンでの出産は批判の声も相次いでいます。
・産む側の人間に万が一があっても、自分の選択の結果だと思えば納得できるところがあるかもしれないが、仮に出産時に何かが起きて、それが日本での出産なら対処できた問題だった時、そのお子さんはどう思うか考えたりはしないのだろうか。
引用:Yahoo!ニュース コメント欄より
今回コムアイさんがアマゾンで出産される理由は何なのでしょうか?
コムアイがアマゾンで出産する理由3選!自然分娩に興味?

コムアイさんがアマゾンで出産される理由を3つ挙げてみました。
①日本の産婦人科に違和感
1つ目が日本の産婦人科に違和感があるということです。
産婦人科によっては父親がないがしろにされてきているような感じを受けて。最初に検診を受ける病院をいくつか回ったんですけど、空気感が気になって、ここじゃないなと思うところがけっこうあったんです。
引用:nippon.com
コムアイさんは男性を同等の親として扱ってくれず、「お父さんは来なくていいですよ」という空気を放つ病院に少し違和感を感じていたようです。
もちろん全ての産婦人科がこのような対応をしている訳ではないと思います。
ただ、妊娠中のコムアイさんにとって敏感にそのように感じてしまったのかもしれません。
また、子供の父親である太田光海さんも、世間が父親が育児に関して無関心なことに批判的な反面、出産・育児に関しては母親と子供のものにしてしまう、ということに違和感を感じていたのだそう。
コムアイさんも太田光海さんも、世間の考える「出産」と「父親」の関係性に少し違和感を感じていたのかもしれません。
②自然分娩に興味(出産したい)

2つ目が自然分娩に興味(出産したい)ということです。
私は元々、自然分娩に興味があって。
引用:nippon.com
コムアイさんは出産に関して下記の事を大事にしたいと話していました。
- 無菌ではない状態での出産
- 分娩台に固定されるのではなく、自由に体勢を変えながらの出産
- へその緒をすぐに切らないこと
- 親族じゃなくても立ち会いができること
そして、これらの事を可能にするのは、昔ながらの方法であれば可能なのでは?という考えがあり、アマゾンで出産する、という考えに至ったようです。
③アマゾンでの出産が一番安全?
3つ目がアマゾンでの出産が一番安全だと考えている、ということです。
アマゾンのワンピス族のリーダーの一人が太田光海さんの友人であり、その友人から現地で助産師の方を紹介して頂いたのだそう。
薬草や食べ物の知識にも精通している専門家です。よく知っている人たちだし、彼らはいまだに全員が自宅出産なので、何世紀にもわたって受け継がれたノウハウをもっている。事故もほとんど起きないと聞いています。
引用:nippon.com
太田光海さんは、ある意味「一番安全」なのが、アマゾンなのではないか?と考えていらっしゃるようです。
また、コムアイさんも「そういう知恵に頼り、本能的に産める力を育てて信じてみたい」と話しています。
また、コムアイさんのいまだ存在する先住民の伝統的知恵を借り、日本の出産体制ではないところで産みたいという考えも一因のようです。
コムアイはアマゾンで本当に安全に出産可能なのか?

コムアイさんはアマゾンで本当に安全に出産可能なのでしょうか?
専門家の方はやはり日本での出産を勧めていらっしゃいます。
「妊婦健診は、赤ちゃんの成長に問題がないか、また外表奇形や臓器異常がないかを確認するためだけでなく、糖尿病、高血圧、蛋白尿などの、お母さん側の体調管理に関しても重要な役割を果たしています。検診をおこなわないと、お母さんの体調がわからないまま出産することになりますし、赤ちゃんに重篤な合併症を引き起こす可能性が高くなります」
引用:Smart FLASH
コムアイさんはアマゾンへ渡航してしまったら妊婦検診を受けられないことになってしまいます。
妊婦健診を受けずに出産すると、コムアイさんの体調も分からず、産まれてくる赤ちゃんに合併症を引き起こしてしまう可能性もあります。
そして合併症が起きた場合、母子ともに危険であることを指摘していらっしゃいます。
また、出産後の衛生面に関しても指摘されていらっしゃいます。
出産後も、現地の水や食料が日本とは比較できないほど清潔ではないことは理解する必要があります
引用:Smart FLASH
そして、現地の方とのコミュニケーションの問題や、出産時、緊急時にハイレベルな医療を受けられないことからも日本での出産を勧めていらっしゃいます。
このように専門家が指摘することはごく自然なことで、やはり現地の人間ではないコムアイさんにとっては日本での出産が安全なのではないかと思われます。
しかし、コムアイさんは頑なにアマゾンで必ず出産する!と決めている訳ではないようです。
現地で身体がなじまなかったり、そこで産むのが不安だと感じたりしたら、柔軟に予定を変更するつもりです。そこは意固地になりたくないと思っていて。
引用:nippon.com
現地でなじまず、不安を感じたら柔軟に予定を変更するつもりなのだそう。
やはり母子ともに何かあってからでは遅いので、そこはしっかり考えていらっしゃるのではないでしょうか。
今回、コムアイさんのアマゾンでの出産理由について書いてきましたが、どこで出産をされても母子ともに健康であることが一番だと思います。
コムアイさんが安全に出産できる、と思った場所で出産し、ぜひ元気な赤ちゃんを産んで欲しいなと思います。